あどばりゅー

何かのプロに成長するためのネタです。

フリマをスーパーの屋上でやってみた→マーケティング失敗

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英語の話題は一休み。
 
今回は、少し前にフリーマーケットをやってみたのですが、かなり色々な気づきがあったので、
これからフリマやろうって方に少しでも役に立てることを願って、気づきを共有したいと思います。
 
フリマといえば、知らない人はいないと思いますが、使い古した自分の持ち物や、買ったけど使っていないモノ、もらったけど使っていないモノなどを場所を借りて訪れた人に売る、市場(いちば)のような場です。
 
一方でフリマを訪れた人にとっても、思いがけないモノに出会ったり、欲しかったものを格安で買えたり、宝探しのようなワクワクする場所でもあります。
 
売り手と買い手の間で交わされる交渉もなかなかエキサイティングで面白いものでもあります。
 
しかし、最近ではヤフオクなどのオークションに取って代わられたり、メルカリなどのオンラインフリマで誰でも簡単に売買できるので、リアルなフリマの必要性はなくなっているのでしょうかね?
 
ともかく、こんなフリマですが、この前、自分の住んでいるところの大手スーパーの屋上で
フリマがあり、いらないものを整理することを兼ねて友人と出店してきました。
 
僕は掘り出し物を発掘できたり、出店者や来店者とのコミュニケーションが好きで、出かけることがありますが、リアルでの出店は人生で3回目でした。
 
初めてのときは小学生のころ、親と。二回目は数年前に、友人と。場所は秋葉原。めちゃくちゃ人が来ました。比較的楽しく、満足のいくものでした。そして今回が地元のスーパーの屋上。これ、大失敗でした。
 
この2回の出店で、いくつかの気づきを得ることができました。
 
そしてそのほとんどはビジネス(商売)につながる気づきです。これからフリマを出店しようと思っている方は、是非参考にしていただき、いらないものが必要とする人に行き渡り、お金も得られて、買う人も満足できる、楽しいフリマをしていただければと思います。
 

1.人が集まるか

魚がいない場所で、いくら高級なエサを使っても、釣れることは100%ありません。
ここを間違えなければ、大きな失敗(=誰も商品を見てくれず、モノが残りまくる事態)に陥る可能性はぐっと減ります。秋葉原ではそうでした。
 
人が集まることろが全て→ビジネス特に消費者を中心とする商売と同じで、市場があるところ、買ってくれる人が集まるところをまず選択するとうことが重要であると想いました。当たり前といえば当たり前ですが、、
 
また、人が集まらない閑古鳥が鳴いている状態だと、ちょっと雰囲気をみて去っていってしまいます。楽しそうな雰囲気だったり、盛り上がっている場所に人は興味を示しやすいです。
 
事前に、主催者がサイトなどにアップしている写真や動画などを参考に、どれくらいの人が集まっているのか、またそのサイトそのものが魅力的で人が閲覧しやすいものなのかを確認することが重要なのではないでしょうか。
 

2.どんな人が集まるか

またまた釣りの例えで恐縮ですが、釣りエサには色々な種類があります。その場所にいる魚が普段捕食しているエサを使うことが、釣果につながる可能性を高めます。
 
実際、秋葉原で出店したときはアニメやプラモ、コスプレ、電化製品などを買い求める方が立ち寄ることが多く、それに合った商品を並べれば売れやすくなるでしょう。
 
秋葉原で出店したときも、スーパーの屋上でも、僕はアジアン雑貨やビジネス本などを中心に並べたのですが、どちらも、エサが合わず、ほとんど成果にはつながりませんでした。ただ、1に関連して、秋葉原の方は圧倒的に人が多いので、わずかですが一定数の方は興味を示し、実際に購入してもらいました。
 
どんな魚がいるか予め想定できたとすれば、自分の持っている商品が売れやすいものなのか、ある程度推測することができます。
 
過去の写真を見て、若い人が多いのか。主婦が多いのか、家族連れが多いのかをみておくことが肝要です。
 

3.主催者のプロモーション力

魚をおびき寄せる集魚灯があると、よりいっそう人が集まります。
主催者のウェブサイトやネット広告、チラシのデザインなどを見てみましょう。
スーパーの屋上のケースでは、A4の紙を入り口の低い位置(子供の背丈くらいの高さ)に数枚貼ってあるだけでした。
 
これではフリマの存在自体が認知されません。実際に、スーパーの屋上に来られた方のほとんどは、たまたまチラシなどを見て知ったのではなく、継続的に開催されていることを知っていたから感度が高く、立ち寄ってくれた方が多かったように思います。
 
興味があるフリマがあったら、主催者がどのような手法で、どのような層をターゲットにしたプロモーションを行っているかを、オンラインや実際に下見をしたりしてチェックしてみると良いと思いました。
 

4.何を売るか

人が集まればたいてい何かに興味を示してもらえるものですが、自分の持っているものがそのターゲット(集まりそうな人の属性)に合っているかは、売れる楽しさを左右する要因になります。1〜3の視点からどのようなフリマで、どんな人が集まるのか想定できたら、自分の持ち物(売り物)と合わせて考えてみると良いと思います。
 
仮にターゲットが合わない商品であっても、人が集まる場所であればそこそこいい一日が過ごせるかと思いますが、こうやって事前準備や想定をして思い通りの売れ行きになり、帰りの荷物がなくなっていると、かなり満足感の高い一日になると思います。
 

5.どう売るか

最後に、「どう売るか」について抽象的ですが考えました。
 
本来価値があるものを、超格安100円などでで売ったり、セット売りすることで、確かに人は食いつくでしょう。誰でも買いますし、お客さんに喜んでもらうことは嬉しいものです。
 
しかし、より深くフリマを味わうために、場所がよく、いろんな人がたくさん来ている場所であれば、ゲーム感覚で、どう売るかにこだわってみると良いと思いました。
 
フリマのお客さんは、中古品で古さの程度もわかりにくく、相場を確認する時間もないため、一体いくらが妥当な価格なのかがわからない状況が多いです。
 
価値は相手が決めるという部分があり、基本的にお客さんはフリマという場の特性上、見合う対価以下でいかにその価値を獲得できるかということに集中してきます。
 
そこで、どれほどの価値があるかを「伝える」ということを意識し、それが伝われば、売り手としてひと味違ったフリマの醍醐味を味わえることになると思います。
 
本来の価値以上に高く、強引に売りつけようとすることはもちろんご法度ですが、これを買うとこんな生活がよくなる、こんな楽しみが見つけられる、などという、買い手にもたらす「良い変化」を伝えることを意識すると、モノの価値を毀損することなく交換ができます。
 
気づいたら、あなたは立派なセールスマンになっていることでしょう。
 
具体的にどう売ったらいいかの手法については、またさらに研究を重ねいつか紹介できたらと思います。
 
以上、フリマの失敗から得られた気づきをバーっと書いてきました。
 
本来フリマの目的は出展者の自由ですが、やはりせっかく出店料を出して、たくさんの荷物を持って店を出しているわけですから、相手に喜んでもらい、たくさんのモノが売れて、自分もそのプロセスを楽しみながら、満足いく対価を得られたほうが良いかと思います。
 
是非これからフリマをやろう!と考えている方は、事前準備をしっかりして、良い時間を過ごしていただければと思います。
 
全国のフリマーケターに幸あれ!
 
The aim of marketing is to know and understand the customer so well the product or service fits him and sells itself.
−Peter Drucker−

語学学習で挫折してしまう理由

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外国語の学習において、なぜ挫折してしまうのか。今回は大きな理由を5つに絞って確認します。
 
理由を知ったからといって外国語をすぐに活用できるわけではありませんが、理由を知っておけば、逆にどういうマインド・意識を持って取り組めば良いのかがわかり、あとは「挫折してるな、自分」、と思った時にこの理由と対処法にその都度立ち返ってもらえれば、復帰の可能性があります。
 
やるのは本人ですから、これで100%効果をもたらせるわけではありません。
 
しかし、あなたの素晴らしい未来のために、少しでもその可能性と確度を高めるための、「行動のための意識づくり」を今回の記事で気づいていただければ
幸いです。
 
それでは、ご参照ください。
 

1. 目的が定まっていない

人生のどんな場面でも、行動の目的が曖昧だと、動くことができないか、あるいは鈍くなります。
 
語学学習は非常に長期的な取り組みで、効果はすぐにはでてきません。何かの分野で一流になるには、1万時間が必要だとかないとか言われていますが、特に長期的に成果がじわじわでるような取り組みの場合はこれはあたっていると思われます。
 
いくら頑張っている(つもり)でも効果が出てこないものですから、いいやってなってしまいます。
 
是非、一度時間をとって、一つでもいいから、目的をつくってください。
例えば、「一人旅の旅先で、現地で出会った人々と深い議論を通じて世界を知る」とか、「通訳を介さないで海外の案件を受注する」などです。
 
そして、普段自分がよく見る手帳やノート、スマホにでも、文章で記載してください。
 
これで、語学習得をする意義を明確化します。人が行動を起こすには良くも悪くも大義名分が必要です。
 

2. 目的に通じる目標(マイルストーン)を設定していない

なんとなく目的があるから行動を起こしたものの、すごく遠い道のりであるがゆえに、自分の今の立ち位置を見失ってしまい、挫折するパターンはよく見られます。
 
登山に例えれば、富士山を登頂して日の出を見る!という目的を持っていたとしても、どこから自分が歩き始め、今どこの位置にいるのかわからず、またいつまでに何合目にいくペースで歩いていけばいいのかを把握していないのと一緒です。
 
マイルストーンと時間を設定しましょう。これは大まかなものでも構いません。
例えば、1年後までにTOEICで◯◯点を取る、とかネットで外国人旅行者の付き添いをして、東京を案内できるようになる、3年後に必要な点数をとってアメリカ留学をする、などです。
大事なのは、スコアをとることでもなく、留学を実現させることでもなく、1でつくった目的を果たすためです。あくまでそれに必要だと思われる中間地点を設定します。
 
自分の願望に沿ったものですので、他の誰が決めるのでなく、あなた自身が決めるものです。これも是非手帳やノートなどに書き込んでください。はじめは年単位や半年単位で設定するとよいでしょう。
 

3. 行動にブレイクダウンできていない

目的・目標が設定できたら、行動にブレイクダウンできるとできないとでは、日々の動き方が変わってきます。
じゃあいついつまでにここ(目標)にたどり着くためには、日々何をしたらいいのか、これを明確化します。
 
300ページのテキスト1冊を1ヶ月で終わらせる!という目標を立てたとします。これで1ヶ月無事に終わらせられれば良いのですが、さらに行動目標にブレイクダウンすることによって、さらに動きやすくなります。
 
300ページ÷30日で、一日10ページを終わらせる!という日々の行動目標を立てることで、1ヶ月1冊という目標より、一日10ページのほうが、心理的に動きややすくなりますが、これが簡単そうで意外とできていないことが多いです。
 
一日10個新しい単語に触れる、英文記事を5つ読む、など、すぐにできて、数十分から数時間、何かを工夫すれば必ず捻出できる時間でできる日々の行動計画を立てましょう。
 
初めはやる気に満ちていますが、必ず、毎日できそうだな、という水準に設定してください。「これだけだけど、気持ちいいな」という感じの目標で良いと思います。
 
習慣化され、目標に追いついていない、という感覚になるとまた一段上に上げることができるはずです。
 
ここまでが習慣化に必要な計画です。
 

4. 記録をとっていない

記録をとっていないと振り返ることができません。記録と振り返る時間は24時間のうち3分でもいいです。3分を是非捻出してください。
 
そして、日々の行動の記録をとってください。やっても、やらなくても、手帳を開いてやったかやっていないか、やったらどれだけやったのか、時間でもページ数でも記事数でも書いてください。現状と計画のギャップが頭の中で更新され、行動の意識づけになります。
 
こちらも「書く」ということが重要です。そして、1ヶ月に一度で良いので、是非集計をしてみてください。
超重要なポイントは、記録している時点で、自分ほめてあげることです。目標を達成できていなくてもです。
この積み重ねで、昨日より、1週間前より、1ヶ月前より着実に成長します。
 
一日に0.01%の成長をしていれば、1.01の365乗で、1年後には3,778%(37倍!)になります!
 
決して目標を達成できていないことを卑下したり、自己嫌悪に陥らず、ここまでできた!次はもう少し頑張ってみっか!と自分を鼓舞しましょう。
 
この効果は3日後、10日後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後に実感することができます。
 

5. できてるイメージがつかない

人が行動できない大きな理由の一つは、恐怖・不安です。人間の脳は現状維持が大好きだといいます。変化は不安・恐怖の素です。これは自分の脳内で作り出している、自己防衛本能に近いものだとも言います。
 
そして、この恐怖・不安の背景には、「イメージできない」ということが大きく影響しているように思えます。経験したことは、ある程度の自信を持って次も同様の行動を取ることができると思いますが、イメージできない未来に人は不安を感じやすく、一歩を踏み出せないのです。
 
実は、これは1.の「目的」のさらに上の概念である「ビジョン」です。
毎日、ありたい自分、外国語を用いて旅行やビジネスで活かし、成功をつかみとっている自分の姿を、可能な限りリアルにイメージし続けるのです。そうすると脳にイメージが刷り込まれていき、潜在意識に働きかけ、自然とそのイメージを現実化するための行動を取ることができるのです。
 
学習をがむしゃらに行って力尽きる前に、是非成功イメージを明確に持つ時間をとる、という行動を意識し続けてください。 そして、意識し続けるために、自分なりの成功しているイメージ・姿を、良く見るノートや手帳に文字と簡単な絵に落とすとよいと思います。
 
いかがでしたでしょうか。実は、これらはビジネスでも、ダイエットでも、スポーツでも、登山でも、なんでも共通している目標達成のための基本的なプロセス管理です。
 
ただ、管理ではなく、楽しくなくては続きません。皆様は最近流行のポケモンGOやっていますか?自分の育てたキャラクターをレベルアップさせたり、図鑑に新しいキャラが登録されたりすると嬉しく感じます。
 
日々1匹1匹捕まえていますが、これは着実に151匹の図鑑コンプリートにつながっていくのです。楽しいから続くのです。また、続けるから楽しくなる、ということもあります。
 
是非、自分をゲームのキャラクターのつもりで、全クリ(目的)を定め、そのために立ち寄る場所(目標)を設定し、どのようにそこに向かうか(行動)を明らかにし、レベルを確認しながら(記録)、勇者(イメージ)になったつもりで楽しんでください!
 
是非、以上のポイントを押さえて、挫折したり、サボってるなぁと思ったら、もう一度見返したり、自身の行動の記録を振り返ったりして、「やらないと気持ち悪い!」と思うまで習慣化を目指してください。長文になりましたが、お読みいただきありがとうございます。
 

Without haste, but without rest.

Johann Wolfgang von Goethe (ゲーテ

日本人以外とコミュニケーション。メリットいっぱい

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前回の記で、外国語の習得が必要だよね、ということを書きました。思えば、僕が小学生の頃から、これからは英語だ、などと両親に言われたものです。
 
そして、今でも言われています。小学校などでも英語の授業の時間を増やしたり、小さい頃から親御さんがレベルの高い英語教室などに通わせたりして、外国語教育のあり方も変わってきています。しかし、現状を見ると、英語を普段の生活の中で使っている方の割合が高くなったわけではなさそうです。
 
しかししかし、、やはり子供に興味を持たせ、楽しい、いいな、と思う仕掛けや仕組みをつくったり、大人でも必要性を感じなければ目の色変えて学ぶ、ということは現状なさそうです。
 
今回は外国語を習得(実際は習得途中でも)する中で、時間をかけてまでやる価値があるのか、その楽しさを考えてみました。
 
好きこそものの上手なれ。良いことがあるとわかれば、やります。いいことあって気持よくなれば、続きます。続けば、身につきます。さらに良くなります。良いスパイラルになります。 

1.意思疎通ができる人の数が圧倒的に増える

多くの人がまず身につけようと考えるであろう英語に話を絞ると、英語ネイティブ・スピーカーの人口は約3.9億人です。また、第二言語として英語を使用している人口は約13.6億人だそうです。
合計で17.5億人。世界人口70億人だとすると、4人に1人と英語で意思疎通ができることになります。
 
日本の人口は約1.2億人。潜在的に意思疎通できる人が、15倍に膨らみます。今はネットが発達しており、時差などを考慮しなければネットが通じている人とは世界のどこにいてもコミュニケーションをとることができます。
 
人は人の中で磨かれる。人との出会いで人生は形作られていきます。旅先で出会って、身振り手振りで話して意思疎通することもまた醍醐味ですが、しっかりと意思疎通して、意見交換したり考えを共有できることは、あなたの人生を必ず豊かなものにするはずです。

2.発想の幅が広がる

1の意思疎通ができる人の数が増えることは、事実ですが、2の発想の幅が広がるというのは、実際に意思疎通をすることの効果と言ってもいいでしょう。究極のメリットはここにあります。
 
まずよく言われるのが、他国の人と話すことによって、文化の衝突がおきます(ケンカではありません)。よく外国人を招いたバラエティ番組がありますが、ここで見られるようなものです。
自国で当たり前だと思っていた既存の価値観が壊されたり、ぶつかったり、受け入れることによって、新しい価値観が形成されやすくなります。
 
良い方向にも悪い方向にも向かう可能性がありますが、重要なのは何が正しい、悪いではなく、「そこから何を見いだせるか」。
 
既存の価値観をぶち壊して、思考の幅が広がります。思考の幅が広がることはすなわち、アイデアの幅、行動の幅が広がります。選択肢が広がります。それは仕事においても、人生においてもです。取り入れるという心を持てれば、とても刺激的で楽しいものです。
 
これは実際に体験してみるとわかりますが、外国語でコミュニケーションが難しいという方は、イベント等で、日本語を話せる外国人と交流し、表面的な話だでなく、ディスカッションまで落とし込んでみるとわかります。
 
もっと身近なメリットとしては、聴く、読むだけでも、世界の情報を瞬時に得ることができます。特にインターネット上では、世界の多くの情報が英語で発信されていますから、是非取り入れてみてください。世界の今を知ることができるだけでなく、メディアでは伝えられない情報を得ることで、日本の当たり前が当たり前でなかったり、海外の当たり前で活用できたりと、有用なアイデアを多く得ることができます。

3.仕事の幅が広がる

実のところ、多くの方が大人になって英語を真剣に学び初めます。仕事で必要だから、と。ビジネスにおいて外国語を使いこなせることができるのとできないのでは、以下のように大きなメリットがあり、時には仕事人生も変革させてしまう力があります。
 
まず、2に関連して、コミュニケーションできる人の範囲が広がるので、活動範囲が広くなります。出張、駐在、日本の外国人対応、、、はじめはすぐに成果がでないかもしれませんが、続けていくうちに、世界で仕事をする醍醐味を味わうことができるだけでなく、成果の幅も広がってきます。
 
また、アイデアの幅が広がります。イノベーションとまではいかなくても、海外の人々と共創していくことによって既存の価値観と新たな価値観、考え方の組み合わせで新規事業を起こしやすくなります。
 
交渉についていうと、通訳がいなくても仕事は進みますが、事業推進のスピードが変わります。また、直接担当者同士が意思疎通することによって、信頼性も得られやすくなります。これも成果につながってきます。 
 
これから外国人を相手に、または世界を舞台に仕事をすることが当たり前になってきます。日本にいてもです。起業するにしても、初めから日本の日本人を相手に市場を見るのと、最初から世界を舞台に市場を見るのとでは大きく成功を左右する可能性があります。
 
イタリアの地方都市は、世界を相手に1,000億円以上の市場を獲得している事例が多数あり、近年日本でも言われている地方創生の事例として「イタリアモデル」というのがあるそうです。このように、地方の中小企業にいても、海外を初めから見据えれば、成功の可能性はぐっと上がります。
 
語学が最大要因ではないにしても、外国語を学んでいれば、少なからず利益の増大、収入の増大につながりますし、世界に人脈が形成されることによって、仕事の成功、人生の成功につながりやすくなります。

4.日本をもっと好きになる

自分の故郷に住んでいたときに自身の属するコミュニティを見る目と、就学や就職などでコミュニティの外に出て、外から故郷を見るのとでは、大きく感覚が違う、という経験を持った方は少なからずいらっしゃると思います。行動範囲が広がり、新たな刺激に触れ、思考の幅が広がったからです。
 
海外に赴く時間を増やすことでも、その幅は飛躍的に拡大します。日本のいいところ、悪いところが浮き彫りになります。現地の人々とコミュニケーションを取れば取るほど、まちを移動すればするほど、それが顕著になるでしょう。
 
このような経験をしたほとんどの人が、日本が好きになった、もっと日本について知りたい、と離されます。これで日本についての興味を再確認し、学びを深められればそれでよし、自己成長につながります。また、世界の潮流の中で、日本人として何をしていくべきか考える機会を得ることができるでしょう。

5.他にもあるよ!

一度英語を一定のレベルまで習得すると、他の言葉を習得しやすくなると言われています。
特にラテン語系の言葉は文法も単語も近いため、少しの修正で学べます。
 
仕事で使わなくても、例えば海外旅行でも一味ちがった良質な時間を過ごすことができます。パッケージツアーで決められたものよりも、フリープランにして自分の好きな旅行計画を立て、現地の人々とふれあう時間を作ったり、あるいは、最近は世界の旅行者と旅をともにする現地集合、現地解散の海外旅行ツアーなんかもありますので、訪問国だけでなく、共に旅行する人々とも様々な会話を楽しめます。また、海外のオプショナルツアーで外国人が英語で観光地の説明をしていても、この話がわかるのとわからないのでは旅行の深みが何倍も変わってきます。
 
以上、実際に僕が経験したことを踏まえて、外国語を学び、使えることの「いいこと」を述べてきましたが、日本人の、帰国子女でもなく、英才教育を受けていない、海外に興味がない、嫌い、という方にも少しでもこの楽しさを経験して、豊かな人生を送っていただきたいと願って書きました。
 
繰り返しになりますが、語学ができるだけで全てうまくいくわけではありません。しかし、これから必要とされているのに加えて、人生を豊かにさせるきっかけをたくさん作ってくれることは間違いないので、是非取り組んでいただければと思います。
 
とは言え、、やっぱりやろう!と思ってくれても、続かない、ということがよくありますよね。
 
メリットがわかっても、実感するまでは延々と成長が実感できない時間が続き、挫折してしまいます。しばらくは「己との戦い」です。
 
次の記事は、「汝の敵を知れ」。なぜ、挫折してしまうのかを考え、どういうマインドを持てば続けられるのかを考えていきたいと思います。
 
Life is like riding a bicycle. To keep your balance you must keep moving
.Albert Einstein
 

やっぱり外国語習わないと。必要性も出てきてるし。

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外国語習得。
 
ダイエットと同じく、多くの人が時に多大なお金を支払い、取り組み、挫折するテーマです。
 
なぜ挫折するのか、これは、面白みのない「やらなきゃいけない」という圧力と、要は長時間取り組まなければ成長を実感できないこと、永遠のテーマになっている所以なのかなと思います。
 
そんななかで、これからの日本でも(ずっと昔から言われていますが、こんどこそ本当に)、語学力、特にほとんどの人がセカンドランゲージとして学ぶ英語が使えないと、いよいよヤバイ時代になってしまったのではないかなと思います。
 
帰国子女や英語のネイティブ・スピーカーのもとで生まれた日本人は、もとから語学に触れる機会がありますが、これまで関係のなかった人も、必要に迫られる環境になりつつあります。
 
これは、直感的にもわかりやすいと思いますが、少子高齢化、労働力の不足などの社会的背景や、外国人観光客や法人税減税による誘致政策、国内市場縮小による海外展開等にあらわれています。さらに、ITの進化、具体的にはSNSの浸透や通信の高速化なども世界をより身近に、というか融合に近い状態を作り出しています。
 
この前も、新宿の吉牛で牛丼を食べていたら、外国人観光客に流暢な英語でメニューの説明しながら業務をさばいている日本人がいるのを見ました。
 
今では都内のコンビニ、ファーストフードチェーンはほとんど外国人留学生、システムの外注、BPOも東南アジアで行うことが主流になりつつあり、国内建設や農業、ヘルスケアは人手不足で、外国人を活用しようという流れになりつつあります。
 
ダイバーシティ・マネジメントなんて言葉も頻繁に聞かれるようになりました。外国人だけではないですが。
 
いずれにしても、この流れはとめることはできない。その変化に対応していくことが、自分の人生の選択肢を増やし、豊かな人生にすることができるのではないでしょうか。
 
そこで、専門的な知識やスキルは必要になるものの、そこそこの語学力−日常会話や旅行、ビジネスでの交渉程度をこなせる程度の英語力があると、人生において選択肢を増やすことができることができること請け合いです。
 
「健康であっても幸せになれるとは限らないが、健康でないと幸せになはなれない」とよく言われます。
 
仕事、ビジネスにおいても、これからは、「外国語(特に英語)ができても仕事で成功できるとは限らないが、外国語ができないと成功はできない」ということにもなりかねないな、と。
 
人生の質やビジネスにおいて、外国語はピラミッドの最下段から二番目(余談ですが、信用・あるいはコミュニケーション力一番下)に位置する、基礎となると考えています。その上に知識、スキルがあり、成功へとつながっています。
 
是非想像力を使って、5年後、10年後の未来での仕事の現場を創造してみてください。
 
当たり前のように、アジア、欧米、中東、アフリカ、ラテン系の人々とコミュニケーションをとり、プロジェクトを進めていく、業務を進めていく、、
 
他の国は当たり前のようにやっています。発展途上国においてはエリートクラスだけでしたが、今ではミドルクラスでも当たり前のように英語で堂々と他国の人々とビジネスを行っています。
 
いずれにしても、その必要性に気づいていただけたなら、毎日少しずつでもいい。勉強、というとどうしても受験勉強のような苦痛な活動になってしまい、続かないことは目に見えていますから、是非無理のない範囲で、長期的な目標を立てて、取り組んでみてください。
 
本来外国語を使って異文化、異習慣の人々とディスカッションをすることは、とても知的刺激があり、楽しいものです。新しいアイデアや発想も出てきます。
 
日本の学校で英語を勉強している小中学高校生にも是非今からその楽しさを知ってもらいたいなとも思っています。
 
ここまで書いて見て、誰だお前、って思うかもしれません。僕の英語力を伝えるのは難しいですが、語学留学は6ヶ月ほどいき、TOEICは920です。特に発音がウマイわけでもなく、言葉に詰まることも今でもあります。が、普通にビジネスで投資等の交渉、海外セミナー、不動産購入、海外子会社設立などで英語を使用しています。
 
次回は、外国語習得に興味のない、あるいは挫折してしまう方向けに、自分の命とも言える時間を使ってまで外国語を習得するワクワクする理由を僕の経験も踏まえて、お伝えしていきます。”やる理由”を見つけてください。
 
次々回の記事では、なぜ興味がわかなかったり、挫折をしてしまうのかをお伝えします。”やれない理由”を、リスクを知るという意味で知ってください。
 
シリーズ最後の記事では、日本人が外国語習得に僕なりに実践してきた、あるいは今も実践している、長期的に、無理をしないで、楽しみながら、じんわりと成果を出している英語習得の考え方とやり方を参考にしていただけるよう、”キモチイイやり方”の記事を書こうと思います。
 
He who moves not forward, goes backward.
        ゲーテ
 
 

ゆっくりと、気持ちよく減量できます。

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こんちはす!

仕事関連で書きたいネタはたくさんあるのですが、やっぱりすべての根幹は「健康」。

心も、身体も。

 

ある研修で印象に残っている言葉に、

「健康であるからと言って成功するとは限らないが、健康でなければ成功はできない」

というものがあります。

組織でいう、給与報酬の条件や労働環境などの衛生要因に近いものでしょうか。

 

そして健康を維持・向上させるために意識しなければならないとされているのが、「食事」と「運動」ですね。

 

かつて僕はずっと野球をしてきており、ホソマッチョ体型であったのですが、30歳を超えてきて、やはり代謝が悪くなったのか(言い訳)、お酒を飲み過ぎたのか、運動不足だからか、ラーメン大好きだからか、お腹ポッコリ、一時期は妊婦さんとまで言われるようになりました。

 

プロであり、良い人生を送るためにはどうしたら良いかを考えるブログとしてリニューアルしたのに、これじゃ説得力なさすぎる、、、ということで、その研修を受けたあとで、まずは「良い人生」の基盤となる健康にフォーカスし、減量を試みました。

 

2016年1月から1年間で約7kgの減量を目指すコトにしました。これで丁度標準体重くらいになります。

テレビのように2週間で何十キロ痩せるという類ではなく、無理せず、まずは健康のための活動の習慣化を1年で行う意識でやっています。

 

結論からいうと、半年で5kg痩せました。ペースは遅いかもしれませんが、全然無理してません。

半年間、週1回、1.5時間で5kg減量するためにしたこと

やったことの事実だけ書きます。参考にしていただければ幸いです。

  1. 毎週土曜日、午前中9時に市営のジムに行く
  2. 45分間、1㌔6分30秒ペースでランニングする(時速9.2〜9.5km)
  3. ジムにあるマシンで適当に腹筋、胸筋、腕などを6〜12回×3セット

以上です。

休憩入れても、1時間半くらいで終わります。週1回です。月に4回くらいです。

これを7ヶ月続けました。

食事制限、一切してないです。

ペースは遅いです。しかし、着実に減量しており、筋肉量も増しています。楽しいです。

ポイントは、

  1. 気持ち良い程度にやる(辛いと感じたらペースを落とすなりする)
  2. 週1のペースを崩さない(予定がありいけなかったら平日で埋める)
  3. 祝日も可能な限り行く
  4. 走った距離を測定する
  5. 体重を測り、手帳などに記録する

なのではないかと思います。

 

ちなみに、4の走った距離を記録する、は、スマホアプリのNike+ Runningで記録していくと楽しいです。走行距離などが簡単に記録できます。(通常、外でのランニングに対応しているため、GPSがうまく機能しないですが、走った後にランニングマシンの距離・時間で編集すれば、日記的に利用できます)

 

多分、これで少しでも食事内容を意識すればもっと良い結果になったんじゃないかと思います笑

 

こんな甘っちょろいペースだとラ◯ザップさんに怒られそうですが、これでも事実は事実です。

 

僕の場合、あくまで仕事を気持ち良くするため、プロとして信頼されるための体型をつくるため、家族と長くハッピーでいるためにこの運動をしており、ダイエット自体が目的ではありません。

あくまで「健康」を基盤として成功や幸せをつくるためです。

 

ダイエットをしたいという方の状況は多々異なるでしょうが、ここからわかる重要なことは、

  • 目的をはっきりさせる
  • 多少ざっくりでも数字で管理する
  • 気持ちいい時間にする

ことを意識しさえすれば、ダイエット=辛いことをしながら達成するもの、という概念を打ち破り、体重を減らす事ができると思います。

 

そんなこんなで、あと5ヶ月経過後、報告させていただきます。

 

世の中のメタボさんに幸あれ!!

 

Action may not always bring happiness; but there is no happiness without action.

行動は必ずしも幸福をもたらすものではない。しかし、行動のないところには幸福はない。

- Benjamin Disraeli −

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログリニューアルします。

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ども! 今まで気が向いた時だけブログ書いていましたが、どんなこと書いていけば

  • 自分の発信力が向上し、
  • 少しでも読んでくれた方の生活や仕事の役に立ち
  • 世の中が良い方向に進む一助になれるのか

を考えた結果、これまで書いていた支離滅裂な記事ではなく、

僕にも、読んでくれた方にも「仕事」や「人生」にプラスになるような明確なテーマを持って一記事一記事書いていきたいと思います。

 

ブログ名「あどばりゅー」の通り、「価値を加える」ことができるようなコンテンツを作成できればと思います。

 

僕自身、現在財務管理や経営管理を中心とした中小企業支援のお仕事をさせていただいております。

 

日々様々な経営者やプロのビジネスマンと向きあい、脳みそに汗をかきながら、企業価値向上のために奮闘しながら、常に最新の情報をインプットし、仕事に役立てていかなければなりません。

 

また、良い価値を生み出すために、自身の健康やスキルアップ、マインド、家族や友人とのプライベートを良質なものにし続けなければなりません。

 

しかし、プロでありたいのにそういう行動がとれないときも多々あります。

そんな自分にサヨナラをし、自分も、関わる方も幸せな人生を送ることができるように、いろいろ試してきて、自分なりにいいな、と思える仕事以外の活動や経験もシェアできればと思います。

 

縁あってこのブログをご覧いただいた方に、少しでも良い変化をもたらすことができるように、定期的に書き続けていきたいと思います。

 

記事の最後には、各記事に合う(と思われる)名言を掲載して締めくくります。

 

どうぞ、よろしくお願い致します。

 

No one has ever become poor by giving.

(与えることで貧しくなった方は未だかつて一人もいません)

-Anne Frank-