あどばりゅー

何かのプロに成長するためのネタです。

やっぱり外国語習わないと。必要性も出てきてるし。

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外国語習得。
 
ダイエットと同じく、多くの人が時に多大なお金を支払い、取り組み、挫折するテーマです。
 
なぜ挫折するのか、これは、面白みのない「やらなきゃいけない」という圧力と、要は長時間取り組まなければ成長を実感できないこと、永遠のテーマになっている所以なのかなと思います。
 
そんななかで、これからの日本でも(ずっと昔から言われていますが、こんどこそ本当に)、語学力、特にほとんどの人がセカンドランゲージとして学ぶ英語が使えないと、いよいよヤバイ時代になってしまったのではないかなと思います。
 
帰国子女や英語のネイティブ・スピーカーのもとで生まれた日本人は、もとから語学に触れる機会がありますが、これまで関係のなかった人も、必要に迫られる環境になりつつあります。
 
これは、直感的にもわかりやすいと思いますが、少子高齢化、労働力の不足などの社会的背景や、外国人観光客や法人税減税による誘致政策、国内市場縮小による海外展開等にあらわれています。さらに、ITの進化、具体的にはSNSの浸透や通信の高速化なども世界をより身近に、というか融合に近い状態を作り出しています。
 
この前も、新宿の吉牛で牛丼を食べていたら、外国人観光客に流暢な英語でメニューの説明しながら業務をさばいている日本人がいるのを見ました。
 
今では都内のコンビニ、ファーストフードチェーンはほとんど外国人留学生、システムの外注、BPOも東南アジアで行うことが主流になりつつあり、国内建設や農業、ヘルスケアは人手不足で、外国人を活用しようという流れになりつつあります。
 
ダイバーシティ・マネジメントなんて言葉も頻繁に聞かれるようになりました。外国人だけではないですが。
 
いずれにしても、この流れはとめることはできない。その変化に対応していくことが、自分の人生の選択肢を増やし、豊かな人生にすることができるのではないでしょうか。
 
そこで、専門的な知識やスキルは必要になるものの、そこそこの語学力−日常会話や旅行、ビジネスでの交渉程度をこなせる程度の英語力があると、人生において選択肢を増やすことができることができること請け合いです。
 
「健康であっても幸せになれるとは限らないが、健康でないと幸せになはなれない」とよく言われます。
 
仕事、ビジネスにおいても、これからは、「外国語(特に英語)ができても仕事で成功できるとは限らないが、外国語ができないと成功はできない」ということにもなりかねないな、と。
 
人生の質やビジネスにおいて、外国語はピラミッドの最下段から二番目(余談ですが、信用・あるいはコミュニケーション力一番下)に位置する、基礎となると考えています。その上に知識、スキルがあり、成功へとつながっています。
 
是非想像力を使って、5年後、10年後の未来での仕事の現場を創造してみてください。
 
当たり前のように、アジア、欧米、中東、アフリカ、ラテン系の人々とコミュニケーションをとり、プロジェクトを進めていく、業務を進めていく、、
 
他の国は当たり前のようにやっています。発展途上国においてはエリートクラスだけでしたが、今ではミドルクラスでも当たり前のように英語で堂々と他国の人々とビジネスを行っています。
 
いずれにしても、その必要性に気づいていただけたなら、毎日少しずつでもいい。勉強、というとどうしても受験勉強のような苦痛な活動になってしまい、続かないことは目に見えていますから、是非無理のない範囲で、長期的な目標を立てて、取り組んでみてください。
 
本来外国語を使って異文化、異習慣の人々とディスカッションをすることは、とても知的刺激があり、楽しいものです。新しいアイデアや発想も出てきます。
 
日本の学校で英語を勉強している小中学高校生にも是非今からその楽しさを知ってもらいたいなとも思っています。
 
ここまで書いて見て、誰だお前、って思うかもしれません。僕の英語力を伝えるのは難しいですが、語学留学は6ヶ月ほどいき、TOEICは920です。特に発音がウマイわけでもなく、言葉に詰まることも今でもあります。が、普通にビジネスで投資等の交渉、海外セミナー、不動産購入、海外子会社設立などで英語を使用しています。
 
次回は、外国語習得に興味のない、あるいは挫折してしまう方向けに、自分の命とも言える時間を使ってまで外国語を習得するワクワクする理由を僕の経験も踏まえて、お伝えしていきます。”やる理由”を見つけてください。
 
次々回の記事では、なぜ興味がわかなかったり、挫折をしてしまうのかをお伝えします。”やれない理由”を、リスクを知るという意味で知ってください。
 
シリーズ最後の記事では、日本人が外国語習得に僕なりに実践してきた、あるいは今も実践している、長期的に、無理をしないで、楽しみながら、じんわりと成果を出している英語習得の考え方とやり方を参考にしていただけるよう、”キモチイイやり方”の記事を書こうと思います。
 
He who moves not forward, goes backward.
        ゲーテ